精密な金型を削り出す技術で作られたアイアン。
新次元の発想、製法、スペックがアイアンの常識を変える。
新次元の発想、製法、スペックがアイアンの常識を変える。
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現代のプレーヤーに適した
新次元のコンセプトを形にしたアイアン
新次元のコンセプトを形にしたアイアン
MUQUは、クラブがプレーヤーに合わせるという未だかつてなかった発想によって作られている。アイアンは番手によってボールを置く位置やスイングを変えるのが一般的だったが、近年、番手を問わず同じスイングでボールを打つことが主流になりつつある。プレーヤーの変化に対して、MUQUは設計段階であらゆる数値を緻密にコントロールし、重心距離を一定にした。これによってボールの位置もスイングも一定のまま、番手の角度通りにボールを飛ばすことができる。そして、この発想を形にし得たのは、設計と寸分違わぬヘッドを機械によって削り出すフルミルドの技術である。
2
スイング通りにボールが飛ぶ
すべての基準となるアイアン
すべての基準となるアイアン
機械が削り出すことで、ヘッドの平面精度も人の手による研摩とは異次元のレベルに達している。このため、インパクト時の接地面が増え、力がボールに100%伝わる。さらに余計なスピンもかからない。理論上、スイング通りにボールは飛ぶ。同じスイングなら同じ結果を生む再現性も高い。つまりMUQUはプレーヤーのスイングの完成度を測る基準のアイアン。自分のスイングを理解し、改善する筋道を示してくれるだろう。
3
金型の技術が可能にした
アイアンの理想形の量産
アイアンの理想形の量産
3次元CADで設計し、0.01mmまで精度を出せる5軸加工で削り出す。フォージドやロストワックスとは異なる製造方法。加工を担うエムエス製作所は、自動車業界において金型製造の技術で評価を得てきた。加工による鉄の微妙な歪みまで計算できる技能でヘッドを作り出した。従来のクラブは、必ず人の手による加工を必要としていた。そのため、二つと同じクラブはできない。
しかし、MUQUは機械のみで作られるので、10個作れば10個まったく同じヘッドが出来上がる。
しかし、MUQUは機械のみで作られるので、10個作れば10個まったく同じヘッドが出来上がる。
3次元測定結果:設計値と現物が一致
4
鉄を知る匠ならではの
素材によって選べる3つの打感
素材によって選べる3つの打感
打感の好みはプレーヤーによって違うもの。MUQUは、素材を3種類用意した。ゴルフクラブに多く使われる軟鉄「S25C」。炭素の含有量が多く「鋼」の異名を持つ硬い「S50C」。従来アイアンではほぼ使われていない「SUS303」というステンレス。フルミルドによって、素材本来の硬さが生かされている。顕微鏡で覗けば写真のような美しい鉄の構造を目にできる。
それぞれが明らかに違う打感。自分に一番合う打感を選んでもらえる。
それぞれが明らかに違う打感。自分に一番合う打感を選んでもらえる。
鍛造品
MUQU
5
キャビティにマッスルバックを表現した
シンプルかつ斬新なデザイン
シンプルかつ斬新なデザイン
バックフェースは、純粋無垢で美しいシンプルなデザインに仕上がっている。このシンプルさの中にも新発想が込められた。「キャビティにマッスルバックを表現した」とデザイナーは語る。5軸加工だからこそできるアンダーカットの形状。斜めに削ることで肉厚部分を残し、打感をしっかりとさせた。まさに機能美と呼べる新たなデザイン。
6
異なる分野の匠たちが
細部までこだわり抜いたアイアン
細部までこだわり抜いたアイアン
エムエス製作所だけでなく、MUQUにはものづくりの匠たちの様々な技能が結集している。ヘッドのメッキ加工を担うのは、現代の名工として名高い「名古屋メッキ工業株式会社」。表面処理においてもミクロン単位の精度を追求している。
◯名古屋メッキ工業株式会社
OFFICIAL WEB SITE : www.nagoya-mekki.com
設計・監修
鈴木 育生 / 株式会社メヴァエル
IKUO SUZUKI
1971年、愛知県豊山町出身。プレーヤーがゴルフを楽しく思える手助けをしたいと、1997年からクラブの開発やプロモーションに携わってきた。2001年、それまでの経験を生かして独自のゴルフブランド「ZONE」を立ち上げる。手がけたクラブは、プロやトップアマに愛用されてきた。アマチュア時代の横峯さくら、森田理香子のウェッジ設計・調整も担当する。2009年、「株式会社メヴァエル」を設立。MUQUの設計・デザインを担当。